国鉄バス資料室
605a 紀南線
平成16(2004)年4月7日開設、令和3(2021)年6月12日最終更新
 紀勢東線が相可口(現・多気)から尾鷲まで延びてから2年後の昭和11(1936)年10月16日、改修なった県道(現・国道42号)の矢の川峠を越えて尾鷲−上木本間に運行を開始した。昭和15年8月8日に紀勢西線新宮−紀伊木本(現・熊野市)間が開通した後、昭和34年に紀勢本線が三木里まわりで全通するまで、紀勢東線・西線を連絡する役割を担った。

紀南線バス
矢ノ川峠付近にて S15.2.27
(藤田憲一様ご提供)

紀南線の車窓風景(1)
S15.2.27
(藤田憲一様ご提供)

紀南線の車窓風景(2)
S15.2.27
(藤田憲一様ご提供)
 
1 路線概要

◆ 昭和34年当時の路線

(紀南本線)
尾鷲−紀伊小坂−紀伊木本間 (**km)
(九鬼線)
・岡崎野田−九鬼間 (**km)
(上北山線)
・紀伊小坂−上北山間 (**km)

下線=鉄道線接続駅

◆ 紀勢東線・西線連絡時代(昭和34年7月14日以前)の関係現業機関 : 尾鷲自動車営業所 (近畿地方自動車事務所)
 
2 略史
1936(S11).10.16 鉄道省営自動車紀南線尾鷲−上木本間開業
1940(S15). 8. 8 上木本−紀伊木本間開業(同日、紀勢西線新宮−紀伊木本間開業)
1949(S24). 6. 1 公共企業体日本国有鉄道発足、国鉄自動車紀南線となる
1952(S27). 1.25 九鬼線岡崎野田−九鬼間開業に伴い尾鷲−紀伊木本間を紀南本線と改称
1959(S34). 7.15 尾鷲−大又大久保間および支線(九鬼線、上北山線)廃止、残存区間は紀南線熊野市(旧・紀伊木本)−大又大久保間となる
1961(S36). 7. 1 紀南線新宮−熊野市間開業
1984(S59).*.** 紀南線運行休止
 
3 関連資料
(準備中)


 
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