紀勢東線が相可口(現・多気)から尾鷲まで延びてから2年後の昭和11(1936)年10月16日、改修なった県道(現・国道42号)の矢の川峠を越えて尾鷲−上木本間に運行を開始した。昭和15年8月8日に紀勢西線新宮−紀伊木本(現・熊野市)間が開通した後、昭和34年に紀勢本線が三木里まわりで全通するまで、紀勢東線・西線を連絡する役割を担った。 |
紀南線バス (藤田憲一様ご提供) |
紀南線の車窓風景(1) S15.2.27 (藤田憲一様ご提供) |
紀南線の車窓風景(2) S15.2.27 (藤田憲一様ご提供) |
1 路線概要 |
◆ 昭和34年当時の路線
(紀南本線)
*下線=鉄道線接続駅 |
◆ 紀勢東線・西線連絡時代(昭和34年7月14日以前)の関係現業機関 : 尾鷲自動車営業所 (近畿地方自動車事務所) |
2 略史 |
1936(S11).10.16 鉄道省営自動車紀南線尾鷲−上木本間開業
1940(S15). 8. 8 上木本−紀伊木本間開業(同日、紀勢西線新宮−紀伊木本間開業) 1949(S24). 6. 1 公共企業体日本国有鉄道発足、国鉄自動車紀南線となる 1952(S27). 1.25 九鬼線岡崎野田−九鬼間開業に伴い尾鷲−紀伊木本間を紀南本線と改称 1959(S34). 7.15 尾鷲−大又大久保間および支線(九鬼線、上北山線)廃止、残存区間は紀南線熊野市(旧・紀伊木本)−大又大久保間となる 1961(S36). 7. 1 紀南線新宮−熊野市間開業 1984(S59).*.** 紀南線運行休止 |
3 関連資料 |
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