列車編成記録 【客車列車 Nr.3】
平成20(2008)年4月7日開設、令和3(2021)年8月14日最終更新

調査日 昭和58(1983)年4月3日

奥羽本線430列車 横手(11:50)→福島(18:42)


↑ 福島
(-) ED75 725

[秋] 三菱電機・三菱重工S46

(-)

オハ12 331 [回]

[仙セン] 富士重工S52、(土崎工場全検) (回送)

(-)

マニ44 2058 [荷]

[秋アキ] 富士重工S54 (秋荷201)

(-)

マニ36 2153 [荷]

[秋アキ] 新潟鉄工S13、幡生工場S49改 (秋荷2)

(-)

スユ16 2002 [郵]

[秋アキ] 富士重工S48 (秋郵1)

(-)

オハフ61 3067 [自]

[仙フク] 土崎工場S30鋼体化、土崎工場S40改 (仙32)

(-)

オハ47 2006 [自]

[仙フク] 汽車会社S30、土崎工場S44改
(-) オハ47 2303 [自]

[仙フク] 汽車会社S30
(-) オハフ46 2021 [自]

[仙フク] 日本車輌S26、大宮工場S49改
↓ 横手
【新庄-山形間で記録】
(※ ED75の方向矢印は1位側の向きを示す。スユ16の方向矢印はデッキのある車端の向きを示す。)
(※ オハ12およびオハ47の方向矢印は便所の無い車端の向きを示す。)

 普通車4両に荷物車と郵便車を連結した昔ながらの客車列車である。ついでに、土崎工場で全般検査を終えて出場したピカピカのオハ12も回送で連結され、華を添えている。
 旅客の乗る普通車は古いものばかりだが、荷物車の1両は新しいマニ44を使用している。この後、わずか数年で鉄道荷物輸送廃止となり、十分な活躍ができなかった不運な車両である。郵便車スユ16は郵政省の所有だから国鉄の責任ではないが、これも比較的短命だった。
 今は鉄道郵便車の代わりに、郵便トラックが高速道路を走っているけれど、こうして旅客、手・小荷物、郵便をひとまとめにして電気機関車で引っぱれば二酸化炭素排出量は相当減らせるに違いない。鉄道郵便の時代でも今より少し遅いだけで、それほど不便はなかったと思う。
(注)機関車ED75725の所属をこれまで[anとしていましたが、これは転記時の誤りでした。
当時の自分のメモを再確認したところ[秋](=秋田機関区)と書いてありましたので訂正しました。(R3.7.17)


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