国鉄バス資料室
207 沼宮内線・小鳥谷線・平庭高原線
平成21(2009)年10月31日開設、令和4年4月6日最終更新
 沼宮内線は、盛岡から沼宮内、葛巻を経て岩泉町の名目入で早坂高原線に接続していた路線である。沼宮内本線の支線として、岩手町南東部を走る下屋敷線があったが、民営化前に廃止された。
 小鳥谷線は、沼宮内本線から分岐して小鳥谷に至る路線であるが、沼宮内線の支線ではなく、独立していた。
 平庭高原線は、沼宮内本線と一体で盛岡−久慈間短絡路線を形成する平庭高原本線のほか、津内口線、陸中小国線の二支線が存在した。

久慈新町行 531-4029
久慈 S59.4.7

久慈行「白樺号」 647-2977
沼宮内 S62.3.29
 
1 路線概要
 
◆ 昭和51(1976)年2月1日当時の路線(国鉄自動車線普通旅客運賃表S51.2.1全面改正版)

沼宮内線
(沼宮内本線)
盛岡−野原−沼宮内−陸中板橋−陸中田代−葛巻−茶屋場−名目入 (100.9km)
(下屋敷線)
・野原−陸中大渡−陸中板橋 (29.7km)

小鳥谷線
小鳥谷−岩手野中−陸中田代 (26.0km)

平庭高原線
(平庭高原本線)

久慈−久慈荒町−森前−陸中山形−平庭高原−茶屋場 (44.9km)
(津内口線)
・久慈荒町−羽黒山前−津内口 (6.7km)
・羽黒山前−森前 (3.0km)
(陸中小国線)
・陸中山形−陸中小国 (14.4km)

下線=鉄道線接続駅

◆ 国鉄時代(昭和55年10月末)の関係現業機関 : 
        沼宮内自動車営業所、(同)葛巻支所、久慈自動車営業所 (東北地方自動車部)
 
2 略史
 
(準備中)
 
3 関連資料
 
沼宮内線時刻表 *年*月**日改正 (準備中)


 
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