国鉄バス資料室
213 角田線・小斉線・相馬海岸線
平成13(2001)年4月16日開設、令和3年7月21日最終更新
 角田線と相馬海岸線は、宮城県角田市を中心に宮城県南部から福島県相馬地方まで運行していた路線である。白石−角田−中村(現・相馬)−原釜間の省営自動車白中線として昭和10(1935)年に開業した。小斉線は線路名称上は独立していたが、角田線の支線的な存在であった。

東北本線船岡駅発行の常備片道乗車券
(一般式大人小児用 S58.10.30)

(自)白石蔵王駅発行の常備片道乗車券
(相互式大人小児用 S58.10.30)

角田本線金山町駅発行の常備片道乗車券
(自動車線大人小児用 S59.5.13)

東北本線船岡駅発行の区間変更券
(大人小児用 S61.4.20)
*

角田本線金山町駅
S59.5.13

521-5001 いすゞBU10?
磐城角田  S59.5.13

537-5004 日野RE100
磐城角田  S61.8.7
*
1 路線概要
◆ 昭和51年2月1日当時の路線(国鉄自動車線普通旅客運賃表S51.2.1全面改正版)

角田線
(角田本線)
船岡−江尻−天神町−磐城角田−丸森橋−小斉口−金山町−磐城大内−黒木−相馬間 (42.4km)
・丸森橋−丸森間 (1.0km)
(仙台南線)
・江尻−槻木岩沼中央三丁目(#)−仙台間 (32.9km)
(白石線)
・天神町−馬場内−白石間 (19.0km)
・天神町−角田−馬場内間 (1.6km)
(梁川線)
・丸森町−梁川町間 (20.9km)
(旗巻線)
・磐城大内−青葉−黒木間 (11.7km)

小斉線
(小斉本線
・東町−三月殿−小斉口間 (10.7km)
(坂元線)
・三月殿−河原−坂元間 (11.8km)
(山下線)
山下−東街道間 (6.0km)

相馬海岸線
相馬−中村大町−築港道−原釜−相馬今泉間 (9.8km)
・中村大町−岩ノ子間 (4.2km)
・築港道−松川港−松川浦間 (1.5km)
・松川港−原釜間 (0.9km)

下線=鉄道線接続駅
(#)=旅客営業規則第17条「自動車線駅と鉄道駅との特殊取扱」で最寄りの鉄道駅と同一駅の取扱をする駅

◆ 国鉄時代(昭和55年10月末)の関係現業機関 : 仙台自動車営業所、角田自動車営業所、(同)相馬支所 (いずれも東北地方自動車部)
 
2 略史
(準備中)
 
3 関連資料
(準備中)

 
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