国鉄バス資料室
103 石狩線
平成14年4月13日開設、令和5年2月1日最終更新
 太平洋戦争激化に伴う鉄材不足を補うため、昭和18(1943)年9月末で休止・軌条撤去された国有鉄道札沼線石狩月形−石狩追分間の代替自動車路線として運行を開始した。札沼線は戦後運行を再開したが、石狩線も運行を継続し、札沼線沿線から滝川ほか函館本線主要駅に向かう旅客需要に応える形で運行区間を拡大した。札沼線新十津川−石狩沼田間廃止後は再び代替路線として、また列車の運行本数が少ない石狩月形−新十津川間では列車より便利な地元の足として定着した。

新十津川役場前
昭和61(1986)年12月29日

新十津川役場前
昭和61年12月29日
 
1 路線概要
 
◆ 昭和61(1986)年8月1日当時の路線(国鉄自動車線普通旅客運賃表S61.7.26公報通報版)

(石狩本線)
滝川−橋本町−新十津川役場前−下四号線−黄臼内−浦臼−北農場−月形市街−石狩月形間 (38.2km)
・新十津川役場前−新十津川間 (0.6km)
・下四号線−砂川間 (5.0km)
・黄臼内−奈井江間 (6.1km)
・北農場−石狩月形間 (2.9km)
・月形市街−石狩当別間 (23.1km)

(沼田線)
・橋本町−大和市街−上三号−雨竜市街−熊見坂−十三戸−碧水市街−石狩沼田間 (32.6km)
・大和市街−四線三号−上三号間 (5.1km)
・熊見坂−堺線−十三戸間 (4.9km)
・碧水市街−美葉牛間 (7.0km)

(川上線)
・雨竜市街−第二新竜橋間 (9.5km)

下線=鉄道線接続駅

◆ 国鉄時代(昭和55年10月末)の関係現業機関 : 滝川自動車営業所 (北海道地方自動車部)
 
2 略史
(準備中)
 
3 関連資料


<96dpi>
石狩線開業30周年記念乗車券
昭和48年10月1日


 
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