列車編成記録　【客車列車 Nr.6】
平成20（2008）年4月13日開設、令和元（2019）年11月21日最終更新

調査日　　昭和58（1983）年12月18日

磐越西線2244列車　会津若松(18:23)→郡山(20:04)


↑ 郡山
(-) ED77 1

赤 ［福］ 　（未確認）
↓

(-)

 スハフ32 2366 ［自］ 非

茶

 ［仙コリ］ 　（製造銘板滅失）、盛岡工場S27更新修繕
　 ↓

(-)

 オハ35 2488 ［自］ 非

茶

 ［仙コリ］ 　日車東京S16、大宮工場S28更新修繕
　 ↓

(-)

 オハ35 2357 ［自］ 非

茶

 ［仙コリ］ 　省大宮工S16、土崎工機部S25更修、土崎工場S33更修2
↓ (-) オハフ33 2252 ［自］ 非

茶

 ［仙コリ］ 　梅鉢車輌S15、盛岡工場S28更新修繕
↓ 会津若松
【郡山付近で記録】
（※　オハ35の方向矢印は便所の無い車端の向きを示す。）

　日中線訪問の帰りに乗った磐越西線で、ED77の1号機牽引による全車戦前型客車の素敵な編成に迎えられた。狭窓のスハフ322366は昭和58年3月時点で残り4両（いずれも郡山客貨車区配置）となった同形式のうちの1両である。また、オハ352357は製造が鉄道省大宮工場、最初の更新修繕が土崎工機部であり、国鉄工場の歴史を背負ったような車であった。
　2244列車が会津若松を出るときはもうとうに日は暮れており、古びた客車の窓から流れゆくわずかな灯火を眺めていると、心持ちまで変わってくるように感じられた。映画「男はつらいよ」の寅次郎の台詞を我がことの如く受け止められるのは、こんな列車のおかげである。

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