列車編成記録 【気動車列車 Nr.25】
平成20(2008)年5月23日開設、令和元(2019)年11月20日最終更新

調査日 昭和59(1984)年8月24日

樽見線931D 大垣(10:26)→美濃神海(11:05)


↑ 美濃神海
(-) キハ48 1524

[自]

[名ミオ] 新潟鉄工S54

(-)

キハ26 193 [自] [名ミオ] 新潟鉄工S35
↓ 大垣

 樽見線は終点となるはずの地名を路線名にしていたが、国鉄時代は途中の美濃神海までしか開通していなかった。樽見地区のある根尾村(現在は本巣市の一部)からは太平洋戦争末期を中心にマンガン鉱を産出し、重要物資として国鉄(鉄道省〜運輸省)の貨物自動車が輸送にあたった。また、戦後は根尾村や隣の徳山村から復興資材としての木材や家庭燃料用の木炭を出荷し、貨物専業の国鉄自動車線である徳山線で運んだ。その当時は鉄道に対する期待も大きかっただろうと思う。が、第三セクター化の後樽見まで開通したものの、薄墨桜目当ての観光客が訪れる時期以外は閑散としている。
 乗った列車は美濃太田機関区配置の気動車2両編成で、うち1両は首都圏色の赤1色塗りになって格落ちした感じの旧準急用キハ26であった。途中の美濃本巣駅には、樽見鉄道開業後の主役となるハイモ180が停まっていた。


キハ26193 美濃神海



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