列車編成記録 【気動車列車 Nr.24】 |
調査日 昭和59(1984)年7月26日 |
急行609D 「うわじま9号」 高松(14:08)→宇和島(19:47) |
↑ 宇和島 |
↑ | (1) | キハ58 506 |
[自] |
冷 | 急 | [四カマ] | 新潟鉄工S39、多度津工場S47改 |
↑ | (2) | キハ65 25 | [自] | 冷 | 急 | [四カマ] | 日本車輌S45 |
↓ | (3) | キハ28 5209 | [指] | 冷 | 急 | [四カマ] | 帝国車輌S40 |
↓ | (4) | キハ58 776 | [自] | 冷 | 急 | [四カマ] | 富士重工S41、多度津工場S45改 |
↑ | (5) | キハ57 19 | [自] | 冷 | 急 | [四カマ] | 日本車輌S36、長野工場S46改 |
↓ | (6) | キハ28 3012 | [自] | 冷 | 急 | [四カマ] | 富士重工S43、多度津工場S44改 |
↓ 高松 |
当時、四国総局では利用率が低調な急行のグリーン車を格下げし、普通車指定席としていた。この編成では3号車のキハ285209がキロ28改造の指定席車で、指定席料金500円を追加すると他地区のグリーン車と同じリクライニングシートに座ることができた。 2号車には大出力機関搭載のキハ65が連結され、さらに元信越急行用のキハ57が組み込まれているので、長野あたりの山岳路線を運行する編成にも見える。予讃本線の高松−松山間は平坦路線だが、伊予大洲あたりから先は急勾配が散在するのである。 急行「うわじま」は高松発後1時間10分あまりで愛媛県に入ったが、その後は延々4時間以上愛媛県内を走り続けた。まだ伊予長浜経由だったとはいえ、宇和島は遠かった。以後、高松駅で(今は岡山駅で)「宇和島」の文字を見ると、重い波動を発しているように感じられてしかたがない。 |
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