列車編成記録 【気動車列車 Nr.22】
平成20(2008)年4月17日開設、令和元(2019)年11月20日最終更新

調査日 昭和59(1984)年3月28日

急行612D 「むつ2号」 青森(6:46)→秋田(9:55)


↑ 秋田
(-) キハ28 403

[自]

[秋アキ] 新潟鉄工S40 (秋田行)
(-) キハ58 1532 [自] [秋アキ] (銘板滅失)
(-) キハ28 502 [自] [秋ヒロ] 富士重工S43
(-) キハ58 1521 [自] [秋アキ] 新潟鉄工S43
↓ 青森

 この「むつ2号」のスジは、昭和57年11月まで青森発金沢行の急行「しらゆき」が秋田回り仙台行「きたかみ4号」と併結して走っていた。「しらゆき」は格の高い列車だったので、川部や追分を通過していたが、「むつ」になってからは停車するようになった。そのため、所要時間が若干延びている。
 「むつ2号」は全車普通車自由席の平凡な4両編成で、キハ28502が弘前運転区からの貸し出し車らしいこと以外は特記すべきことはない。ただ、途中駅から向かいの席に乗ってきたおやじにいきなり窓の遮光幕を下ろされたことを憶えている程度である。清浄感に満ちた朝の景色に対する敬意は、一瞬にして敵意に置き換わった。


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