国鉄バスでは、高速線用の7型が三菱製を主としていたほか、近畿以西では一般路線車にも多数の三菱製バスが使用された。ここでは、三菱ふそう製バスの車台型式命名法を紹介する。 |
三菱ふそう製MK116 |
第1位と第2位の英字で車種を表す。第1位の英字(例ではM)は車種大区分で、基本形態で3種類に分ける。第2位の英字(例ではS)は車種小区分で、基本積載量または構造により9種類に分ける。 |
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第3位の数字(例では7)は同一車種内の開発順を表す。基本的には若い番号から付番されるが、エアサスの場合は、5以降が使用される。 |
第4位および第5位の数字(例では35)は改造順を表す。第4位の数字には搭載エンジンによる区分があるが、未解明である。 |
第6位の英字(例ではS)は構造区分(主にホイールベース)を表す。ただし、I、O、Qの3文字は使用されないようである。 |
第6位の英字に続けて、必要に応じ車両仕様を表す英字(例ではA)を付与する。車両仕様を表す英字の意味を下に示す。 |
車両仕様を表す英字
英字 | 分 類 |
A | エアブレーキ |
L | 左ハンドル |
R | 輸出用右ハンドル |