国鉄バス資料室
551 名神高速線
2002.9.7開設、2013.11.25最終更新
 名神高速道路(中央自動車道西宮線)の一宮−西宮間が開通した翌月の1964年10月5日から運行を始めた日本で最初のハイウェイバスである。開業当初は名古屋−神戸間および名古屋−新大阪間の運行であったが、1965年3月6日から京都発着便が設定され、その後次第に名古屋−京都間の便を中心とするダイヤ編成に移行していった。

No.551-1-1
(自)京都駅発行の常備片道乗車券
(一般式小児専用 発行日不明)

No.551-1-2
(自)京都駅発行のドリーム号指定券
(1979.12.7)

  

1 路線概要
 
◆ 1976年2月1日当時の路線(国鉄自動車線普通旅客運賃表1976.1公報通報版)

名神高速線
名古屋−名神大津−京都深草−名神茨木−三ノ宮神戸間 (215.2km)
・京都深草−京都間 (6.9km)
・名神大津−京都間 (13.7km)
・名神茨木−大阪間 (19.7km)
 

◆ 国鉄時代(1980年10月末)の関係現業機関 : 名古屋自動車営業所(中部地方自動車局)、京都自動車営業所(近畿地方自動車局)
 
 
2 略史
 
1964(S39).10.5 ・名神高速線名古屋−神戸間(215.5km)および名神豊中−新大阪間(7.7km)開業
・名古屋−新大阪系統20往復、名古屋−神戸系統10往復
・京都自動車営業所新大阪支所開設
1965(S40).3.6 ・京都深草−京都間開業
・名古屋−京都系統7往復運行開始
・日本高速バス開業による便数調整(新大阪便5往復減、神戸便2往復減)
1966(S41).12.24 ・名神高速線特殊回数乗車券発売規則を制定(12月28日施行)
1968(S43).4.26 ・名古屋−新大阪系統を大阪発着に変更
・名神豊中−大阪間(8.2km)開業(旧線廃止)
1969(S44).6.10 ・東名高速線開業
1970(S45).3.15 ・名古屋−万国博覧会場系統新設
1970(S45).9.14 ・万国博覧会輸送終了
・名神茨木−大阪間(19.7km)開業
1971(S46).4.16 ・京都自動車営業所新大阪支所を移転し、大阪支所と改称
1972(S47).2.1 ・名神尼崎−三ノ宮間(22.9km)(名神西宮経由)開業
1973(S48).5.20 ・名神大津−京都間(13.7km)開業
1978(S53).4.1 ・名神茨木−神戸間旅客営業廃止
1987(S62).4.1 ・東海旅客鉄道および西日本旅客鉄道に承継
 
 
3 関連資料
 
国鉄名神ハイウェイバス時刻表
(昭和50年12月改正)

(1) 下り(名古屋→京都・大阪・神戸)

(2) 上り(神戸・大阪・京都→名古屋)

(3) 案内

     

 
 

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