列車編成記録 【電車列車 Nr.11】
平成20(2008)年4月3日開設、令和5(2023)年2月11日最終更新

 昭和58(1983)年3月15日

飯田線642M 中部天竜(11:13)→本長篠(12:14)


↑ 本長篠
(-) クモハ53007 [自] [静ママ] 川崎車輌S12、吹田工場S29更新修繕
(-) クハ68400 [自] [静ママ] 川崎車輌S12、吹田工場S31更新修繕
↓ 中部天竜

 この642Mは妙な列車であった。中部天竜始発はいいとしても、大駅である豊橋まで行かずに本長篠で運転を打ち切ってしまう。その先接続する列車は無い。あえて言うなら約30分後を追ってくる急行「伊那4号」の通過駅を救済する列車ということになるが、それならもう少し後ろにずらして乗り継ぎ時間を短くした方が親切だ。12時前なので、学校の下校時刻というわけでもない。
 そんなわけで、クモハ53007が目当ての私の他は2、3人乗客がいただけだった。それでも丁寧な加減速できちんと各駅に停まり、ダイヤ通りに走った。日本人の公徳心が高い(高かった)理由の一つは、国鉄が生真面目に走っていたためではないかとも思う。


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