車内に数段の棚を有する以外は普通有がい車と変わらない。陶器を縄でからげる程度の簡易な荷造りで、バラ積みにして輸送できる。
陶磁器産地の最寄り駅に常備されていた。
多くはワム90000形式有ガイ車からの改造。一部新製。
自重10.5t前後、走り装置=2段リンク式(12t長軸)、最高速度=75km/h、製造初年=1958、形式消滅年=1987?
(在籍数)
時期 | 1960.3.31 | 1962.3.31 | 1965.3.31 | 1967.3.31 | 1977.3.31 | 1982.3.31 | 1986.3.31 |
両数 | 32 | 71 | 162 | 192 | 129 | 47 | 3 |
ポム142[東海道本線大府駅常備] (東北本線長町にて 1982.7.14)
製造:近畿車輛1951(ワム36403)、2段リンク化改造:国鉄名古屋工場1953(→ワム90109)、改造:国鉄長野工場1965(→ポム142)
*このときの積載貨物は植木鉢
(参考)
・吉田耕治、矢嶋亨「ポム健在」,トワイライトゾーンマニュアル9(レイルマガジン2000-10増刊),pp98-101.
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