国鉄バス資料室

*不快なバス運転手 

 平成14(2002)年8月27日付けの中日新聞夕刊「ハイ編集局です」欄に「不快なバス運転手」と題する苦情が掲載された。発言者は瀬戸市在住の57才の主婦である。市内の公立病院から乗った品野行きバス車内で両替機の不調にとまどったその主婦に対する運転手の対応が無礼で不愉快だったという内容だった。瀬戸市内で「品野行き」といえば紛れもなくジェイアール東海バス瀬戸北線だ。公立病院とは瀬戸追分の陶生病院だろう(ここは地域の中核病院として地元では頼りにされている)。
 私自身、瀬戸自動車営業所管内の路線は国鉄時代から何度か利用しているが、愛想が良いとは言えないにしても、不愉快になるような対応は見聞きしていない。むしろ国鉄時代には、瀬戸市内で国鉄バスと接触(ごく軽微なものだったらしい)した歩行者が営業所関係者のすばやくかつ誠実な対応を褒める新聞投書があったほどだ。
 国鉄時代の撫でるがごとき丁寧な運転に、民営化後ほとんど出会えなくなったのは残念だが、口先の「サービス」だけでも良くなったのは救い、と思っていた。しかし、平成14年7月7日の新宿行き中央ライナー運転士の酒気帯び運転問題(ジェイアール東海バス)や、その翌日の東名高速線逆もどりのトラブル(ジェイアールバス関東)など、不祥事が続いているところへこの投書である。士気が衰えているのでは、と疑いたくなるのは私だけではあるまい。政府・マスコミこぞって国鉄いじめをしていた昭和50年代より酷いのではないかという気もする。
(文責 あんみつ坊主)

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