列車編成記録 【電車列車 Nr.16】 |
昭和58(1983)年7月20日 |
富山港線145M 富山(13:57)→岩瀬浜(14:14) |
↑ 岩瀬浜 |
↑ | (-) | クハ79939 | [自] | 非冷 | 22 | [金トヤ] | 近畿車輌S32 | (富山→岩瀬浜) |
↓ | (-) | クモハ73049 | [自] | 非冷 | 22 | [金トヤ] | 汽車会社S23、吹田工場S38改 | 〃 |
↓ 富山 |
今はLRTが元気に走っている富山−岩瀬浜間も、昭和50年代はお古の73系が釣り掛け式電動機を唸らせて行き来していた。乗ったのはクハが全金属製で登場した79920番台車、クモハは運輸省時代の旧モハ63を車体更新した若番車の2両編成である。 大変幸運なことに、このとき乗務していた車掌は当時「サヨナラ模様」で歌手デビューしていた富山車掌区の伊藤敏博さんであった。車内には追っかけのお嬢さんが2人乗っていて、岩瀬浜での折り返し時間中伊藤さんにまとわりついていたので、使わない車内片道乗車券を売ってもらうのには少しばかり勇気を要した。彼はファンの女の子を制して、どこにでもいる普通の車掌と変わらない態度で親切に私の申し出に応えてくれた。 |
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