タキ35000形式タンク車 タキ35742

令和5(2023)年4月30日開設、令和5年5月2日最終更新

タキ35742 [信越本線東新潟港駅常備]
東海道本線豊橋   昭和53(1978)年8月14日

タキ35000形式は車輌メーカー各社の共同設計による標準タンク車として昭和41(1966)年に登場した。昭和48年までに1108両が造られたことから、あちこちで遭遇した。撮影したタキ35742は英国系石油販売会社のシェル石油が所有するタンク車で、ホタテ貝の社紋が描かれている。その後、石油製品の鉄道輸送は輸送会社所有車を使う方式が主流となり、さらに販売会社自身の合併・統合が進むなどして、昭和世代に馴染みの社紋を付けたタンク車は次第に減っていった。

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