5.4 バラもの荷下ろし設備
平成11(1999)年10月18日開設 令和6(2024)年4月27日最終更新
 石炭・鉱石など塊状の貨物を貨車から下ろすめの設備。ホッパ貨車では貨車底部あるいは側面下部から重力落下させる。室蘭港国鉄埠頭では昭和40年代まで大型の回転式カーダンパで30t積石炭車を転倒させ荷卸ししていた。
 一般無がい車の場合、人力などにより側面から掻き出すことが多いが、扱い量の多い工場などでは傾倒式カーダンパを使って車体を傾斜させ重力落下させる方式も存在した。                

(参考)中村斉治・加藤竹夫『ベルトコンベア・ローラーコンベア』(1958)、八雲書店


(1)知人駅の石炭用高架桟橋

太平洋石炭販売輸送知人駅(しれと:釧路市) 平成9(1997)年9月1日
石炭車から下ろした石炭は、ブルドーザーで移動・整理し地下のベルトコンベアで船まで運ばれる。

(2)赤埼駅の鉱石荷下ろし設備
岩手開発鉄道赤埼駅 平成20(2008)年10月2日

(3)国見山三重鉱山の鉱石荷下ろし設備
平成2(1990)年12月9日



貨物設備一覧
起点 にもどる